初恋
2004/04/15
『
ナリス19歳。彼はすでにクリスタル公という、パロの重要な役職にあった。適任をあやぶむ声のなか、忠実で的確な任務の遂行ぶりに、評価は高まってきていたが、その一方で、宮廷一の美女、フェリシアと熱く危険な逢瀬を重ねる、物憂くも多忙な日々を過ごしていた。そして、いつになく雨の多い春、美しく冷徹なクリスタル大公としてその名が知られることになるナリスの、孤独な心を育てる発端となった事件が静かに幕を開ける。◆クリスタルの早春◆仮面舞踏会◆クリスティア◆幼年期の終わり
』
栗本薫
ハヤカワ文庫JA
黒竜戦役はこのあと何年後だったのでありましょう。ナリスが青年期に入ろうとする過ぎし時のひとこま。そのナリスも本編からは退場してしまいました。パロという国、それ自体に意思というものがあるとすれば、やがて来る動乱を前に、ナリスにある意味、準備をさせようとした事件だったのかもしれません。大勢が死に、国自体が滅びようとする大乱の予兆。なーんてな、格好つけても仕方ありません。(笑)本編での時代が進んでも、相当ナリスはぐだぐだ言い続けておりましたし。(苦笑)自分が原因と考えられる人の生き死にがあったとしても、その人がその性格を根本から変えるというのは、あるのかもしれませんし、また、ないのかもしれません。外に現れる部分が極めて大きい人も少ない人もあるでしょう、、、ともあれ、我々は、アルドナリスという人の一生を、目前でじっと見ていたわけですね。あれ、そういえばマリウスは今どこで何をしているんだっけ?(苦笑)
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黄金の島・下
2004/05/15
『
逃亡者として人生を終えなければならないのか―。ベトナムで身を隠すヤクザの修司は、現地の若者たちと日本行きを謀る。が、汚れた警察や暗殺者が行く手を阻む。押し寄せる危機が修司たちを絶望の淵へと追い込んだ。荒れ狂う大海へと漕ぎ出した彼らの運命は…。感動のラストが待つアドベンチャー巨編。
』
黄金の島・上
2004/05/15
『
「命の洗濯をしてこい。わかるな、修司」所属する暴力団の権力抗争から幹部の恨みを買った坂口修司。バンコクへと身を潜めたが、待っていたのは謎の刺客だった。度重なる襲撃をかわし、逃げたベトナムでシクロ乗りの若者と出会う。はたして修司に安住の地などあるのか。手に汗握る迫真の国際サスペンス超大作。
』
真保裕一
講談社文庫
上巻の帯の文句なんですが、もう少しどうにかならなかったのかなあ、、、(苦笑)ちょっと内容にそぐわないように思えます。最近はあまり聞かなくなりましたが、一時ボートピープルっていうのが多かったですね。ほとんどは発見され強制送還されたのでしょうが、なんとか日本にたどり着き、秘密裏に上陸できた例もあるのかも知れません。(わかりませんけど、、、)この作品の筋を簡単に書けば、、、日本のヤクザ坂口が東南アジアにふけさせられるが、口封じの危険を感じてさらにベトナムに逃げる、そこで知り合った日本に行けば必ず金を稼ぐことができると信じて疑わない若者たち数人とだけで紆余曲折の末、小さな漁船を改造し日本に向け船出し、そして、、、というような感じであります。ベトナム戦争の結果生まれたのは、北の出身者以外の社会的成功はほとんど望めず、能力があっても大学の受験さえできないような社会。警察をはじめとする公務員は常に賄賂を要求し、はねつける者には罪を捏造してでも弾圧を加える。自由になりたい、働いた分だけの報酬が欲しい、、、噂では日本に行きさえすれば、仕事にありつけるし稼ぐことができる。それを国の家族の下に送金すれば、本国では夢のような生活ができる、、、若者たちのリーダー”カイ”は、田舎から都会に出、そこで知り合った仲間たちと爪に火をともすような暮らしの中からなんとか”シクロ”(輪タク)乗りとして独立することに成功する。一切の贅沢を控えた生活の中で、彼等のシクロは数台にまで増え、バイクさえ保有できるようになった、が、、、彼等の活動する地域を縄張りとする地元の実力者、元締めへの上納は断れず、それへの反発は警察権力を使った不当な逮捕、嫌がらせへと繋がっていき、、、
あ、なんだか、また、だらだらと書きそうなのでこんなところでやめときます。(苦笑)とにかく彼等には情報がない。正確な情報を手に入れる方策がない。入手した情報が何年も前のものであっても、その情報にしがみついて行動する。坂口が日本とはそんないい国ではないと重ねて言っても、彼等はそれを信じようとはしない。船で海を渡る、、、しかし、日本がどこにあるのかも知らない、、、でも、もし、失敗しても、先の希望のない自国にいるよりはましだ、、、万が一でも成功の可能性があるのなら、、、とんでもない暴挙ではあるのですが、逃亡先でさえ身の置き場のない坂口は、彼等に手を貸し自分も帰国しようとするんですね。坂口はヤクザになる前、漁船の機関員として働いた経験を生かし、闇でGPSや船舶無線を手に入れ、船を改造し飲食料と燃料を確保し、ついに船出します。しかし、そこからがまたたいへん、、、外洋上での台風との遭遇、若者の不注意による浸水、先を考えようともしない彼等の飲食料の浪費、そして反発、、、
彼等は無事日本にたどり着けたのか、坂口はどうなったのか、、、冒険小説が好きな方にはお勧めです。
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魔洞界<2>
2004/02/29
『
大正と重なる明治最後の年、明治四十五年七月三日、天皇睦仁が倒れる寸前、商都大阪の地に、天を貫く鋼鉄の建造物が姿を現した。高さ二百五十尺に達する大きな鉄塔“通天閣”であった。この地に真名瀬舞と安倍北麿が向かっていた。そして来栖夢情と西連寺蘭の姿もあった。四人は大日女の未然語りにより、送られてきたのだ。なぜか、この地の地脈が狂っていて、交錯する地脈が噴出しないという。あり得ないことが起きているのだ。
』
千秋寺京介
トクマノベルス
通天閣が造られたその影には実はこんなことがありました、という内容でした。(苦笑)怨霊を武器として捕縛しようとするフリーメーソンたち。通天閣は実は彼等が造ったその捕縛装置であった、、、んですと。(笑)ま、それを阻むのが、我等が陰陽師と怨霊師であるのですが、通天閣が造られた土地では何故か彼等の”力”は発現しないのです。特殊な土地に造られた科学装置。そこに絡むフリーメーソンと大忌部、くぐつ、陸軍、、、ま、伝奇ファンでもないと読まない作品でしょうが、なんか最近わたしも読むのが疲れてきた、、、次が出たらどうしようかなあ。(苦笑)
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ミラーマンの時間
1977/10/20
『
顔の右半分に醜い黒痣があって、劣等感に悩まされていた昌夫が、痣のある右半身をぴったり鏡に押し当てていたら、願望が現実となった!ちょうど時計が四時を打ち終わるなり、昌夫の右半身は鏡の中にめり込み、一瞬後、左右対称の痣のない昌夫に変身していた!今やミラーマンと化した昌夫!ある時、不良三人組が、学校の帰途、同学年で一番美しい牧口敏子を襲う相談をしている。何とかして彼等の犯行を阻止しなければ、、、鏡の魔力で、空を飛べるスーパーマンに変身した昌夫の活躍!表題作ほか、夢幻と冒険の不思議な世界に誘う傑作SF四編収録。
』
筒井康隆
角川文庫
ミラーマン、TVシリーズがありましたね。いやあ懐かしい、、、(笑)が、ミラーマンの姿は覚えているんですが、話の筋がさっぱり思い出せません。(苦笑)なんか、宇宙船のようなものにゴリラのような感じの悪者が二人くらい乗っていて、そこから怪人だか怪獣だかを次々と、、、ん?それは宇宙猿人ゴリ?あれー、なんだかわからなくなっちゃったわい。(爆)この作品のミラーマンとは違うとは思うのですが、ヒントとか原作に近いのか、、、不明です。(苦笑)ま、そんなわけで、いくつかの短編が収録されておりますが、これから読む人はいるのかな?なんつったってSFジュブナイルの、しかも古本です。定価が260円!(笑)これもファンしか読まないでしょうね。(苦笑)
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まだ地上的な天子
1982/02/10
『
マンションの一室に、大草原が地平線までどこまでも続いている。それはドラッグによる厳格を実体化するという、特殊な能力を持った少年が作り出す、美化された故郷の情景。やがて、ドラッグにおぼれた少年は、己の背に天子の様な翼を生み、大空へと飛び立つ、、、表題作「まだ地上的な天子」をはじめ、太陽に当たると死んでしまう”ミッドナイト・ベイビィズ”の一人として生まれた少年が、正常人の恋人と命を賭け、切ない願いをかなえようとする物語「朝日のようにさわやかに」など、現実の影に潜むイメージを繊細な筆致で贈る傑作短編集。
』
亀和田武
ハヤカワ文庫
これは短編集(一部は中編に近い)ではありますが、ファンの方ならば、結構お勧めです。
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LAST SAMURAI
『
時は明治維新。近代化を目指して軍備の強化を考えていた日本政府は、南北戦争で名を馳せたネイサン・オールグレン大尉をアドバイザーとして日本へ招かれる。日本を訪れたネイサンだったが、自国の近代化に異を唱える武士の集団に襲撃されて捕らわれの身になってしまう。やがて、武士集団を率いる勝元たちと心を通わす様になったネイサンは、彼らと行動を共ににすることを決意する。しかし、重装備した日本政府の軍隊が勝元たちの住む里へと近づいていた。
』
DVD
うーん、なんで「日本」というと”おじぎ”なんでしょうねえ、、、?(苦笑)と同時に、主演者の日本人の”おじぎ”はやはり様になっている。(笑)当たり前と言えばそれまでですが、何故かそんなところに”日本人”を感じてしまふ。(苦笑)しかし、なんで勝元が英語ぺらぺらなの?(笑)ま、戦いのシーンは結構良かったのではないでしょうか。で、ふと、思いました。「壬生義士伝」をハリウッドで作ったら、、、むちゃくちゃになるだろうな、きっと。(爆)気になったのは、勝元らが住む村の背景ですね。いかにも合成してます!って感じで多少興ざめです。全体的には”深み”をもう少し期待していたんですが、、、残念。(苦笑)
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MATRIX REVOLUTIONS
『
トリニティー救助のために、マトリックス内でパワーを使い尽くしたネオの意識は、マトリックスとマシン世界の間にある無人地帯に取り残されていた。一方、モーフィアスは、“救世主”がマトリックスの設計者によって作り出されたシステムに過ぎないことを知り、苦悩に打ちひしがれる。人類最後の都市ザイオンに決死の侵攻をかけるマシン軍団。すべてを敵に回し、暴走するエージェント・スミス。それを迎え撃つ人類、そしてネオ。それぞれの未来を賭けた壮絶な戦いの火蓋が今、切って落とされた。
』
DVD
まあ、あれですよね、自分たちを創った存在から、いやーお前たちはひどい失敗作だった、、、何でお前等みたいのができちまったんだろう、、、なんて言われたらヤですよね。それが本当のことでも。(苦笑)ま、作品の筋はおいといて、映像は面白く見られました。スミスがもうちょっとマジ&シリアスだったら良かったのにな。たまに、おちゃらけるからなあ。(笑)補助パイプの中を飛ぶ船は、昔のスターウォーズの攻撃惑星の表面の溝を飛んでた戦闘機を思い出しました。ま、あの場面よりももっと複雑で優美?な動きではありますが。敵の親玉の会話もなあ、、、わたしの趣味としては、もうちょっと重々しいものであって欲しかったな。(苦笑)ま、何年かに1回は映像を見たくなるかもしれませんね。
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象と耳鳴り
2003/02/20
『
あたくし、像を見ると耳鳴りがするんです」退職判事”関根多佳雄”が立ち寄った喫茶店。上品な婦人が語り始めたのは少女時代に英国で遭遇した象による奇怪な殺人事件だった。表題作をはじめ、子供たちの会話、一枚の写真、携帯電話など、何気ないテーマにひそむ謎を、鮮やかな手さばきで解き明かす論理の芳醇なる結晶。幻惑と恍惚の本格推理コレクション』
恩田陸
祥伝社文庫
うーむ、またか、、、、この作品もか、、、(苦笑)文庫では昨年出された作品なんですが、もう読んだのを忘れていたみたいです。(爆)おっかしいなあ、、、と思い始めて、自分のweb本棚を見たら、粗筋が載ってるじゃあありませんか。(笑)ったくなあ、、、なんでこうも記憶力がないかな。(苦笑)ほんと(苦笑)してしまう。web感想のほうは書くのを忘れてたみたいなので、ま、いいか。今回書いておこうっと。(^^ゞ
さて、「象と耳鳴り」は、恩田さんのデビュー作「六番目の小夜子」の主人公の父親役だった、関根多佳雄をメインにした連作短編集であります。この人物の設定が、性格付けが面白い。ひょうひょうとしているようで、実はそうでもなかったり、、、退官した判事なんですね。で、現在は悠々自適。暇なのでいろんなことに首を突っ込む。(苦笑)彼の息子(兄)は現役の検事。で、二歳下の娘(妹)はこれも現役の弁護士。兄弟仲は良いがライバル意識は非常に強い、と。(笑)彼等が日常の中のちょっとした噂話や聞こえてきた会話、駅の待合室で、または、とある写真から、事件に繋がる何かの影を発見し、事の真相にほとんど推理のみで到達する、、、ちょっと違うような気もするけれど、ま、大体そんな感じです。(笑)その、過程が面白いんですね。同じ登場人物での長編の構想もあるようです。出たらこれは買いですね。この作品ももちろんお勧め。
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東京騎士団
1997/05/20
『
「タカ」こと鷹野達也は、25歳のスゴ腕実業家。恋人を誘拐された友人のために、タカはハイスタンダードHDを手に監禁場所へ乗り込む。そして知ったのは、「若きエリート」だけで世界を牛耳ろうとする巨大な秘密組織「超十字軍」。組織に近づきすぎ、友人、恋人を次々に殺されるタカ。怒りに燃え、凄惨な闘いの末に見たその正体は意外にも…。新感覚のハードボイルド。
』
大沢在昌
光文社文庫
いつものことではあるんですが、なんか似たような話を読んだよなあ、、、と、いぶかりつつ、、、ってなわけで、この作品も過去に読んでいました。(苦笑)ハードボイルドも、ま、いいんですけど、わたしは主人公がもっと渋くないと、、、という好みなのです。(笑)この作品の主人公”タカ”はまだ若いな、、、自分にとり何者にも代えがたい人々を殺されたときの、なんて言うのかな、爆発的な殺意と言うか、復讐心と言うか、、、そういう部分の盛り上がり、煽り?が感じられない。ま、お好きな方はっていう作品。
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深夜曲馬団
(ミッドナイト・サーカス)
1993/06/10
『
沢原は焦っていた。一枚の写真と物語で世界を構築するフォトライターとして、手応えある狙うべき像が見つからない。感性は鈍化し、才能は枯渇してしまったのか?沢原はカメラを手にやみくもに街を彷徨いた。理由のない怒りを覚えながら。その男の目は暗く、倦んでいた。沢原は鏡ごしに初めてその男と対峙した時、直感した。“こいつだ”と。そして、男の連れこそ沢原が忘れることのできない女性・彩子であった…。秀作「鏡の顔」他、四編を収録。日本冒険小説協会最優秀短編賞受賞作品集。◆鏡の顔◆空中ブランコ◆インターバル◆アイアン・シティ◆フェアウェルパーティ
』
大沢在昌
角川文庫
特にありません。
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悪人海岸探偵局
1990/07/25
『
元しがないビーチボーイの俺が、私立探偵事務所を開いたのは2年前。でっかい図体と腕っぷしの強さ、土地カンと顔の広さを頼りに始められる商売はこんなものしかなかったのだ。俺には一つのモットーがある。“気に入った女の子には熱いオンリップのキッスを、気に入らえね野郎には固いオングランドのキッスを”。幸いここは名うての悪人海岸、事件にことかくわけはない。ライト感覚のハードボイルド連作集。●和製探偵地位向上委員●身・代・り●闘士の血●幽霊●黒猫●人形の涙
』
大沢在昌
集英社文庫
特にありません。
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眠りの家
1993/10/10
『
学生時代からの友人潤木と吉沢は、外房のひとけのない磯の先端に奇妙な建物を発見した。前面は絶壁の荒磯、背後は通行もままならぬ深い山が迫っている。見ようによっては軍の施設にも見えた。いったい誰が、何のために作ったものなのか?興味を持った彼らは、後日釣人を装い調査を始めたが…。(眠りの家)。表題作、名作「ゆきどまりの女」他、全6編を収録。短編ハードボイルド小説集の金字塔。◆一瞬の街◆ゆきどまりの女◆人喰い◆六本木怪談◆夜を突っ走れ◆眠りの家
』
大沢在昌
角川文庫
なんだかなあ、、、読んだような気がしないでもないという状態で読んでいたんですが、、、やはり以前読んでいました。(苦笑)自分の記録を見たら、2000年の11月だったようです。以下はその時の感想。
『 やはり短編はもったいない。いくらでも膨らませることが出来る素材だと思う。最終話「眠りの家」は、半村良さんの「石の血脈」を彷彿とさせる内容。ま、大沢ファンならお勧めかな。(笑) 』
なんかいつも通り、偉そうなことを書いてますけど、今回も、まさにそのままの感想でした。(笑)
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無病息災エージェント
1990/08/25
『
世界各地に支社を持つ国際的なガードマン会社(V・G・S)の日本支社長のクリスは、日英の混血でハンサムな青年。ところが遊び好きで仕事大嫌い人間ときているから、美人秘書の慶子は気を抜いていられない。一兆ドルの頭脳を持つエレクトロニクスの権威、毛生え薬の秘密を抱えた薄ハゲの元C・I・A局員など、世界からやってくる要人をめぐって巻き起る騒動―。洒落た感覚で描くユーモア・サスペンス。●一兆ドルの頭脳●十万本をとり返せ!●散りすぎた男●もっとも危険なパースン●十二点鐘が鳴る時●「警官嫌い」殺人事件●国籍のないスパイ
』
大沢在昌
集英社文庫
ま、楽しんで読めればいいのではないでしょうか。(苦笑)
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佐助の牡丹
2004/04/15
『
富岡八幡宮恒例の牡丹市で持ち上がった時ならぬ騒動。一位となった高貴にして優美な「白貴人」は自分が作った花だと、男がケチをつけてきた。果して花はすり替えられたのか?表題作ほか、「江戸の蚊帳売り」「水売り文三」「あちゃという娘」など全八篇を収録。水仙、梅、椿に萩と江戸の花々を背景に、「かわせみ」は今日も繁盛。◆江戸の植木市◆梅屋の兄弟◆佐助の牡丹◆江戸の蚊帳売り◆三日月紋の印籠◆水売り文三◆あちゃという娘◆冬の桜
』
平岩弓枝
文春文庫
いつも通り、良質の短編が詰まっています。すいません、これだけで、、、(苦笑)
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歩兵の本領
2004/04/15
『
名誉も誇りもない、そして戦闘を前提としていない、世界一奇妙な軍隊・自衛隊。世間が高度成長で浮かれ、就職の心配など無用の時代に、志願して自衛官になった若者たちがいた。軍人としての立場を全うし、男子の本懐を遂げようと生きる彼らを活写した、著者自らの体験を綴る涙と笑いの青春グラフィティ。◆若鷲の歌◆小村二等兵の憂鬱◆バトル・ライン◆門前金融◆入営◆シンデレラ・リバティー◆脱柵者◆越年歩哨◆歩兵の本領
』
浅田次郎
講談社文庫
あちこちに自衛隊の駐屯地はありますが、わたしが仕事で比較的よく通る近くには、演習場が、というより、演習場への入り口があります。ま、そのせいかどうかはわかりませんが、朝の移動のときに陸自?の隊員を乗せた幌付トラックの後ろを走ることがあります。幌付ですから中に乗っている隊員は、唯一開いた後ろから外を眺めていることが多いです。で、わたしは当然前を見ながら運転していますし、車高の高いワゴンタイプなので目線が会いやすい、、、あちらさんはどうかわかりませんが、わたしはなんだか居心地が悪いのです。ま、それはいいとして、、、(苦笑)
浅田さんが若い頃の数年を自衛隊で過ごされたことは有名な話ですが、その体験を作品に著されたことはこれまでなかったように思います。(もしかしたら、わたしが読んでいないものの中にあるのかもしれませんが)浅田さんは防大卒で幹部候補生として、、、というのではなく、まさに一兵卒としての入隊だったんですね。現在の隊員の実生活もわかりませんが、浅田さんの当時は、まだ、先の大戦を経験された方もいらしたのでしょう。軍隊ではなく、専守防衛の集団としての変換の時期であったのだと思います。
日本帝国軍の習慣、慣例がそのまま引き継がれていた部分も、きっとあったのでしょう。隊での序列や新兵(兵ではないから新隊員でしょうか)を鍛えるやりかたなども、そこに入っていたのではと考えます。現在の我々から見れば、ま、当時の浅田さんから見てさえ、とんでもないやり方がまかり通っていたようです。(苦笑)
自発的に入隊した者、街での勧誘で入隊した者、入る理由も、入らせられた理由も様々な人間たちが、実際に戦える人間になっていく、ならなければならないし、ならせないといけない、そういう世界でのことですから、なんだかんだ、我々が普通思うような事をやっていたんでは、だめなんでしょうねえ。
少し前の時代の自衛隊の話ではありますが、なんだか、読んでよかったなあ。(笑)
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月蝕の窓
建築探偵桜井京介の事件簿
2001/08/05
『
「赤いお月様」は何を語る?少女の記憶が蘇った時、女たちの悲嘆が宿る「月映荘」でまた惨劇が。隣に住む未亡人に招かれた医師が撲殺、未亡人まで銃で狙われたのだ。容疑は精神的に不安定なその少女に。事件の真相は呪われた館の過去、そして京介自身の封印された記憶にからみつく。新展開を予感させる最新作。
』
篠田真由美
講談社ノヴェルス
本編もある程度進んできました。京介、深春もすでに31歳。が、彼等の環境は変化なし。相変わらずの二人です。(笑)京介は建築関係の調査の手伝いや翻訳、そして深春はなんでもござれのフリーター。京介はなんか訳ありのようなので、それでもかまわないんですが、深春はそろそろどうにかせにゃあかんでしょ。(苦笑)最近はずっと出版順に読めていたんですが、今作品「月蝕の窓」が手に入らず、ひとつ後の「綺羅の棺」を先に読んでしまっていたんですが、その時の彼等にもなんら変わった様子は見受けられなかったなあ。(笑)
以下数行はちょっとネタバレしてます。ばれてもいいという方だけドラッグして読んでください。(笑)
今回は
霊能者(この霊能者はこのあとの作品「綺羅の棺」にも登場。準レギュラー化?)と心理療法士が出てきます。シリーズとしては新しい部分。しかし、霊能者にしても後のものにしても、使いようによっては、わかるはずのない事がわかるとか見えるとか、後催眠を使って人の行動を誘導するとか、ちとそれは反則だろう
、、、となってしまう恐れがあります。ま、そのあたりは難しいですが、それらに対して京介は、いつもどおり科学的な考察、論理、そして物的証拠を重視しつつも、死んだ人間よりは生きてる人間のため、、、というスタンスの下、事件に挑む、というか、挑まされてしまうと言うか。(苦笑)
さて本題。今回の犯人は強力です。これまでの多くの”犯人”とは比べ物になりません。○○○が全然違うんですね。京介に対し「君と僕はよく似ている、、、」というシリーズファンで今作品未読の方には大いに魅力的な言葉をはきます。(苦笑)しかも本編ではこれまで多くの殺人事件に関わりながら、まだ京介の身に直接危険が迫るということはありませんでした。が、今回は違います。幾度かの命の危機があります。桜井京介危うし!いやいや、ほんとに危ないんですってば。(笑)みなさん、文庫を読んでる場合じゃないですよーっ、、、て、三年前にノベルス読んでる人が多いんでしょうが。(笑)
京介の出自に対しては、これまでの作品の中でちょろりちょろりと出てはきてるんです。短編集にもちょこっとありました。でも、いまのところ全然想像がつかないんですよね。(苦笑)これまで判明している事と言えば、京介の美貌?は母親譲りらしいが、京介との接点がどのくらい前に切れているのかは不明。父親は多分頭脳明晰な上に冷徹な、、、←(全くの想像)これも現在は不明。門野のじいさまが直接かどうかは解りませんが関わっていたらしいので、おそらくは資産家、または、何らかの面で群を抜く能力を持っていたのではないか。神代教授はもちろん知っているらしいが、多分それは教授の義理のじいさんの時代からの門野との繋がりから京介を○○○だったのではないか。桜井京介という名前ももしかしたら偽名。本名は別にあるのかもしれない。門野のじいさまがそのあたりに関わっていたのかもしれない。ある遠くない時期がくれば、これまでと同じ生活は出来なくなるらしい。または、自分でそう思いつめつつある。ほかにもこまいことはありますが、そんなところで。(苦笑)
シリーズが世に出て十数年。作者のホームページを覗いてみますと、今年はこれから2冊くらい出そう。やはり楽しみな作品です。
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デイ・アフター・トゥモロー
2004/05/05
『
二酸化炭素の大量排出に伴う地球温暖化が深刻化する中、地球は確実に崩壊へのシナリオを辿っていた。古気候学者ジャック・ホール教授は、自らの調査結果をもとにいち早く地球規模での危機を察知していた。4ヵ月後、地球規模で前代未聞の異常気象が発生。彼の仮説は核心へと変わった。ロサンゼルスでは時速400kmの巨大竜巻が街を襲い、東京では巨大な雹が人々を直撃し、ニューヨークは暴風雨と大津波により街全体が水没した。人類が直面する未曾有のパニックの中、親子の絆、最愛の人との別れ、そして、生死の狭間で揺れ動く人間模様が浮き彫りに。果たして人類を待ち受ける運命とは?愛と勇気と感動のスペクタクル巨編。
』
ホイットリー・ストリーバー
竹書房文庫
粗筋に書かれたような”超”異常気象は徐々に起きるのではなく、それこそ突然に、そして一気に発生しまくるわけです。で、わずか1週間後、地球の北半球はその南端をほんのわずかに残し、数十メートルの雪と氷に覆いつくされてしまいます。ヨーロッパ、ロシア、中国、もちろんわが日本も壊滅。北米大陸もまた同じ。もちろん現在騒がれている人間の活動による温暖化も原因のひとつではあったのでしょうが、どちらかと言えば、地球の歴史の中で幾度となくくり返されてきた氷河期が再びやってきたわけです。
極地の氷が溶け膨大な量の真水となり海に注ぎ込み、海水の塩分濃度が大きく変化。これまでは安定していた海流に影響を及ぼし、、、以前の映画「ツイスター」の竜巻なんて、それこそ”屁”のようなもと感じさせる、超巨大竜巻、大津波、、、飛行中の航空機さえ一気に凍りつかせ、墜落させてしまう零下100度を下回る極低温のダウンバーストは、人間ならわずか10秒ももたない。そして、凄まじいブリザード、、、
これまでのこういう内容の作品であれば、結構多くの人間は災害に巻き込まれて死んできましたが、全体から見れば、わずかと言ってよい数字でした。が、今回の作品では、主要舞台である米国でもわずかな数しか生き残れないのです。ここまでやってもらうと、なんか納得できる。(苦笑)
さて、そのような状況の中で、主人公たちはどのようにして度重なる危機を脱し、救援が来るまでを乗り越えるのか、また、それを支えたのは人間のどのような面であったのか。そのあたりもしっかり押さえられていて、読み応えは十分です。日本での映画公開は今年の6月との事。映画館までは行かないだろうけど、DVDになったら買おうかな。多分買うな。(笑)
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angels
天使たちの長い夜
2003/05/07
『
夏休み、人気のない校内で発見された身元不明の刺殺死体。電気錠で門は閉ざされ、残された高校生らは自分たちだけで犯人を名指そうとするが。殺人教唆のアジビラや家庭内の犯罪など、互いの暗部が事件に影を落とす中、ひりひりする推理合戦が展開する。蒼こと薬師寺香澄が登場する建築探偵シリーズの番外編。
』
篠田真由美
講談社ノベルス
蒼がこの事件に遭遇したのは高校三年の夏休み。彼は現役入学ではなかったのでそのとき19歳。本編の様子では、まだまだ精神的に落ち着いていない頃、、、というのを「夜明けを待ちながら」と表紙の帯では表現しているのでしょう。そうか、本編のどこかに蒼が友達と一緒に沖縄へ遊びに行ったという部分があったがあれは、、、ま、いいやそれは。(苦笑)
罪を裁くっていうのは社会がその行動を、そして結果を、その影響をどう評価するか、と、言い換えてもいいのだと思う。表沙汰になった罪はそのようにして評価されるけれど、表には出ないままに終わってしまった罪には、いつか、何らかの裁きのようなものがあるんだろうか。法律なんて、それこそぜんぜんわかならいけれど、あの時効っていう制度はなぜあるんだろう。調べてみれば、立派な理由があるのだとは思うが、、、でも、時間が過ぎるとその罪が軽くなったり、問われなくなったり、問わなくてもいいことになるものなのか。法律上のことではあるだろうけれど、、、あ、脱線。(苦笑)
大昔になりますが、自分が高校生の頃は、難しい事なんてなーんも考えてなかった、、、っていう事を、再確認してしまった。(笑)唐突にまとめ。もしかすると、自分が不幸だと自分で勝手に決め付けている人間は、本当に不幸な人間よりも更に不幸なのかもしれないなあ、、、自分を変えられない限り、その不幸には終わりがこないもの。
.
届かぬ想い
2004/04/05
『
小説家を夢見ている小早川嗣利は、美しい妻と可愛い娘に囲まれて幸せに暮らしていた。だが、ある日娘が誘拐され行方不明となる。やがて、生まれた二人目の娘も不治の病に…。重なる悲劇に意気消沈する嗣利は、幸せな家庭を取り戻せる方法があると知る。愛する娘のため、それを試すが思いもよらない結末が!?時を超えられるなら、愛する人を助けますか?たとえ何が起ころうとも…男は娘のため、時を超え遠い世界へと旅立つ。
』
蘇部健一
講談社ノベルス
時間ものですし、SFMでも案外良い書評だったので即買ってみました。が、、、ほとんどラストまでが、タイムパラドックスの事をああだこうだと延々読まされ、(それも、目新しい解釈とかアイディアなどは一切なく、、、)しかも、タイムマシンの開発者がたった9歳の女の子の”口先”だけで脅されて、唯々諾々とその要求をのんでしまうというところですでに期待は薄れ去り、結末としては、そんな想いなんて届かないほうが良かったのに、、、としか思えない。申し訳ないが、粗雑で後味の悪い作品でありました。あああ、良質の時間ものが読みたい。
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2010
『
モノリスの謎は宇宙の神秘を解く鍵を握る、、、宇宙船ディスカバリー号の事件から9年の歳月が流れた。設計責任者であったフロイド博士が調査を開始するが、木星を調査中に異常現象に遭遇。そんな折、フロイド博士はディスカバリー号の船長の霊に危険を告げられるのだが、、、映画史にその名を残す『2001年宇宙の旅』の続編として、前作に残された謎の解明に挑戦している。
』
DVD
さて、続編であります。「2001年〜」の終わり方があれでは、気になって仕方がないという人は、こぞって見たでありましょうね。(苦笑)謎の解明はいいんですけれども、木星を第二の太陽化してその衛星を、、、そして、太陽系内はあんたらの自由にしていいよ、でも、、、ここだけは手を出しちゃいけない、、、ということは、結局、あんたらには、まあ、かすかな望みは持ってるけど、別に滅んだってまあ仕方がないやね、、、あんた等自身でやってることがそれだもの、、、ま、わたしらは、新しい場所を準備してるし、、、つう事でありますわな。「素晴らしいことが起こる、、、」なんていう言葉に惑わされてはいけません。その真の意味は「あんたらよりも数千倍も、数万倍もより良い生命が、銀河宇宙に進出出来得る意識体がここで、この次に生まれるかもしれない、、、」ということですわな。
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2001年宇宙の旅
『
2001年宇宙の旅』は、明日へのカウント・ダウン、人類の運命の地図、無限への旅…。アカデミー賞を獲得した、目も眩むばかりの映像の到達点ともいえる作品。人間対コンピュータの戦い、想像を絶するほどの映像と音楽の融合が素晴らしい。この作品はスタンリー・キューブリック監督(アーサー・C・クラークと一緒に脚本も手掛けた)のマスターピースと言えるだろう。そしてエキサイティングで衝撃的なこの作品は、いつの時代も新鮮さを失わず、すべての世代を虜にする。未来への旅の前に、キューブリックは人類創世記から(思いがけないワン・ショットと共に)、数千年後の人類に開拓された宇宙へ飛んだ。そしてついには宇宙飛行士ボーマン(キア・デュリア)を、未知の宇宙へ連れ去る。さらにそれは永遠の世界であろうか…。「進入口を開けろ!」さぁ、恐れに満ちた未知への旅を始めよう。
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DVD
SFファンならずとも、よくご存知の作品、、、だと思います。地上波でも、これまでも、それこそ何度も放送されていましたね。が、しかし、、、わたしは、結末を知らない、と言いますか、ラストまで起きていたためしがない、、、というのが真相です。(苦笑)さて、そこで、前の「マトリックス」と同じく、安かったので買ってみました。うーん、やはり、覚えていたのは、類人猿が骨を放り上げるシーン、コンピューター”HALL”の論理回路が納められている場所のシーン、そして、あの奇妙な赤ん坊?のシーン、、、でありました。なんだか、星野之宣さん「2001夜物語」のオープニングほか(おそらくは、この作品へのオマージュ)の記憶のほうが確からしい、、のかも知れませんが、、、(苦笑)作品は、四捨五入したら、その製作開始はほぼ40年前に遡るわけであります。それを考えれば、当時の一般的な市民から見たら、それこそ圧倒的な、衝撃的なシーンの数々であった、、、のではないかと思われます。現在から見れば、正直言ってスローテンポの上、音が少ないんですよね。(苦笑)などで多少いらいらしたりしますけれど。しかし、丁寧に丁寧に作られているという事は、しっかり伝わってきます。当時のおそらくは新しい映像技術で造られたシーンが、いかにも長々と、ここを見てくれっ!とばかりに冗長なのには少しばかり苦笑、、、当時の評価がどのようなものであったか、わたしにはよくわかりませんが、どのくらいの人があの映像とそのメッセージを理解できたか、と、現在でもなんだか心配になってしまうくらい、斬新な作品であったのでしょうね。
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マトリックス・リロ−デッド・特別版
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自分が現実だと思っていた世界が実は仮想現実の世界“マトリックス”だと知り、人類の救世主として覚醒したネオ。しかし、遂に人類最後の都市・ザイオンが敵コンピュータに発見されてしまう。ネオはザイオンを救うため、仲間と共にマトリックスすべての入り口にアクセスできる“キー・メーカー”という人物を探し奔走。しかし、復活したエージェント・スミスがネオの前に立ちはだかる・・・。
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DVD
何年か前にはやりましたね、この映画。book-offで\1.000.位だったので買ってみました。(笑)ま、筋立てはなんでもよく、映像を楽しむ作品なんでしょうね。「レボリューション」も買ってみようと思います。(安かったら)(苦笑)
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綺羅の柩
建築探偵桜井京介の事件簿
2002/08/05
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1967年イースターの休日、マレーシア山中の保養地から消えたシルク王、ジェフリー・トーマス。彼の行方は今なお杳として知れない。それから三十余年後、軽井沢の別荘でひとりの老人が死んだ。奇妙な偶然と縁に導かれて南の国へと旅立った京介、蒼、深春の三人がついに見いだしたトーマス失踪の真相とは…。
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篠田真由美
講談社ノヴェルス
粗筋にあるシルク王が行方不明になったという事件は、本当にあったことだそうです。しかし、名前などは変えてあるとの事。ま、一部の人はそうではないのかも知れませんが、結構多くの人は、若い頃の決断判断を、ある程度年齢を経てから、あの時ああしていればなあ、、、と思い返すことはあるんだと思います。しかし、過ぎてしまった件をわざわざ蒸し返すという事は、あまり考えないでしょう。今回は、ある人をめぐる環境の変化が、彼をそういう方向に向かわせてしまったんですね。人生の終盤になって、、、実際、京介らが謎を解く対象とした人物たちは、更に不幸になり、結局みんな死んでしまった、、、一体何が残ったんだろう、、、そんな印象です。ま、ごく狭い意味では皆が救われた、と無理に言えないわけではないけれど、、、今回は神代さんはお留守番でしたが、ほかのメインキャラはほとんど総出でマレーシアに出かけたのでした。(笑)
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